ウィル・ドゥのリモートワーク活用!

会社見学や面接の際、さらにはお取引先やハローワークの方からも「在宅勤務できるんですか?!すごいですねー!」との声をよく頂戴します。

「どんな風に活用されているんですか?」とのご質問をよく受けるので、今日はウィル・ドゥのリモートワークの活用についてご紹介します!


・リモートワーク導入の経緯

ウィル・ドゥは自社開発のWebサービスを提供しています。

世の中のお店や会社にはもちろん営業時間がありますが、Webサービスは24時間365日利用できて当たり前な世の中です。

もちろんウィル・ドゥのサービスも予期せぬダウンタイムなしの安定稼働を目指していますが、「絶対不具合がない」とは言い切れません。

予期せぬ不具合を検知した場合、迅速にサービスを回復させるにはスタッフの対応スピードがモノを言います。

「出社しないと対応できない」ということはそれだけで時間をロスしてしまいます。

対応するスタッフにも負担です。

この状況を打破するために、制度を導入したい云々ではなく、リモートで対応できる環境を目指し整備していました。

時間や場所に制約のないリモート勤務が可能になったことことは、BCP(事業継続計画)の面からみても、社員の働きやすさ改善からみても多くのメリットがあり、制度の導入となりました!


様々な事情で「ウィル・ドゥで働き続けたいが出社が難しい」状況になった場合、社員の「働きたい」、会社の「働いて欲しい」が一致しているのに地理的や時間的な事情で退職しなければならないのはとてももったいない!なんて場合にも制度が役立っています。


ウィル・ドゥは元々、伊勢本社、東京、大阪と離れた場所に事業所を構えているため、遠隔地にいる社員同士がビジネスチャットを用いて連携を取りながら仕事を推し進めることに全社員が慣れていた。

前途の理由からツールや機器に対して大きな追加投資がいらなかった。

機器の持ち出し等どうしてもセキュリティリスクを伴うが、環境整備への取り組みや社員教育を普段からしっかり行っており、リスクと利便性を天秤にかけた場合のジャッジを知識ある経営陣が行い、リモートワーク導入へ舵をきれた。

会社と社員、社員同士の信頼関係があり、お互いの仕事ぶりがよくみえる規模感。

という背景も大きく影響していると思います。


「採用のための制度ですか?」ともよくご質問いただきますが、採用強化のためのリモート勤務導入ではなく、既存社員の働きやすさ向上のための制度なため、フルリモート前提での採用は行っておりません。

ただ、制度があるということで興味を持っていただいたり、安心して働ける、との声をいただくので結果、採用にもとても役立っています!


↓PCに加えてタブレットも全社員に貸与されています。四ツ谷事業所の社員、在宅勤務中の社員、伊勢本社にいる社員がビデオ通話をつなぎながらリリース作業をしている様子。



・誰でもいつでもリモート勤務できるの?

リモート勤務を利用する/しない関係なく全社員に対して普段からセキュリティ教育を実施しています。

加えて、機器の持ち出しに関する講習を受講していることや普段の仕事への取り組みや業務内容など総合的に評価しリモート勤務が可能となります。

試用期間中や電話受付業務の場合等リモート勤務ができない場合もあります。

上限時間や回数が決まっているわけではありません。

事前に承認がいるというルールではありませんが、「透明性」を大事にしているため、事前に都合がわかっていれば自発的に伝えている場合がほとんどですし、勤務開始や退勤時もビジネスチャットを活用しています。

申請や承認など面倒が多いと結局使われない制度になってしまったり、急な都合などの場合に対応できないですし、働きやすくするための制度なのに、それを利用するためのハードルが高かったら意味がないので面倒なルールは設けていません。

「仕事には会社に出社して姿を見せて、席に座ることが欠かせない!」という方にはなかなか自由度が高過ぎてカルチャーショックかもしれません・笑


・事前にわかっている場合はこんな感じでみんなにシェア


・リモート勤務当日はこんな感じで使っています。


・実際どんな時に活用されているの?

リモート勤務をメインに従事している社員もいますし、都合に応じて活用している社員もいます。

一体どんな都合で在宅勤務しているの?!という素朴な疑問もあるかもしれません。

よくある例や振り切った例を紹介します。


私用で少し外出しないといけない場合:

自身や家族の通院や学校行事、役所手続きなどの私用で少し外出しないといけない用事があり、出社していると時間もったいないなーという場合。


自然災害リスクが高まっている場合:

台風や、積雪、豪雨が予想されている場合、少し会社まで距離があったり、災害に弱い道路を通らないといけなかったり、よく電車が止まる路線を使っていると心配ですよね。


感染症予防:

社内パンデミックになる前に!

家族が感染しており、自分も感染しているかも?なんて場合にも。


1ヶ月くらい家族をねぎらうのに旅に出たいんですよね。でも1ヶ月休職となるとおおごとやなー:

これは振り切っていますねー笑

もちろん家族の労いが目的の旅なので、旅先でずっと勤務しているわけにはいけないため、リモートで時短勤務を行っていた、という前例があります。


・大丈夫?サボってない?

皆さん、気になるところだと思います。

先にも述べましたが、「会社と社員、社員同士の信頼関係があり、お互いの仕事ぶりがよくみえる規模感。」というところが多く影響しているのかなと思っています。

サボっていることに気づく仕組みはありませんが、仕事っぷりでサボってたらたぶんすぐわかると思います・笑

どこかで見かけた言葉ですが、「リモート勤務でサボるやつは、会社来ててもサボってる」その通りだと思います。


弊社のリモート勤務の実情はこのような感じです。

これからリモートワークを取り入れたい企業様、ウィル・ドゥに興味を持っていただいている方の参考になればと思い、記事にいたしました。

リモートワークというと「大きな会社だからできるのでは?」と思われがちですが、地方の中小企業にこそ導入のメリットがたくさんあると思います。

いち社員として、私自身たくさん恩恵を享受しています。

わからないものだからこそ、「懸念」を並べるのではなく、まずは理解することが大切ですね!


まだまだ改善点やこれから出てくる問題もあるかもしれませんが、継続できないほどの問題が起これば、制度を廃止したり変更すれば良いだけです!

ウィル・ドゥはこれからもリモートワークの活用に取り組んでまいります!


↓おまけ カメラごしの東京 四ツ谷オフィスの様子↓